2008年9月26日金曜日

意欲の素

 昨日は認知の勉強会があった。この勉強会へ行き始めて、だいたい半年ぐらい経ったかな。いつもここへ行くと、モチベーションがあがります。もっともっと勉強しないといけないと感じる。症例の事で、お互いの意見を交換する事は大切だ。違った見方ができる。気付く事が多い。症例を通して共同注意しているんだろう。リハビリテーションの世界ってなんか、三項関係で成り立っているような感じがする。実習生とも症例を通して三項関係をつくるし、患者さんとも物体を通して三項関係をつくる。そしてセラピスト同士も症例を通して三項関係をつくる。
 三項関係を考えたヴィゴツキーは凄い。ヴィゴツキーは発達心理学の中で、母親、子、対象物の関係があり、主体である子供が対象物に直接働きかけて発達が起こるのではなく、母親が介入する事によってはじめて、発達が生じると言っている。これを図式化したものが、ヴィゴツキー三角と言われている。
 何かを学習したり発達するためにはこの三項関係が必要だ。人が人に関わるとはこういう事ではないかと思う。
 やっぱり勉強会は良い。テンションが上がる。明日から休みです。ゆっくりしながら勉強しよう。テンションが上がっているのにブレーキをかける必要はないからなあ。

2008年9月24日水曜日

セラピストと患者さんの一期一会

 帰り道、自転車でいつもの坂を下っていると、いつもと違う冷たい風が半そでの肌にあたって、冷たい。いつの間にか寒くなったなあと身体で感じる。
 身体は環境の情報をいっつも脳にあげてくれているのがよく分かる。こうやって日々身体の図式はアップデートしていくんだなあと実感する。この状態が突然変わると怖いなあ。自分が自分じゃなくなる。どんな感じなんだろう。昨日までは当たり前だったこんな感覚を失うというのは。想像を絶する。
 セラピストはそんな人に何ができるんだろうか。人が人に関わる事の意味はなんなんだろうか。人は人がいないと新しい事を学べない。一人では学べない。同じものを見て、同じように動いても人それぞれ、違う見方、違うとらえ方をしている。主観が違う。お互いの主観を共有するものが客観になる。客観は一つの法則とでもいったらいいのかな。うまく言えないです。一つの出来事に対して二人が主観を交換し合いながら、一人が法則を教えていく。それが学習過程なのかな。なんか微妙に違うような気がする。
 教えられる方も実は成長している。教えられている人に気付かせてもらっている。だからセラピストも患者さんに育てられている。患者さんを治療しながら。一人一人の患者さんを大切にしたい。セラピストから見れば、多くいる中の一人の患者さんだけど、患者さんからは一人しかいないセラピストだから。
 これも一期一会だなあ。頑張るしかない。一つ一つの出会いを大切にしていこう。

2008年9月23日火曜日

ブログ初心表明

 今日から、ブログを書き始めます。初心表明として、考えた事や経験したことを書いていこうと思います。続かないと意味がないので、続けていこうと思います。まぁ、毎日はきついので、できるだけ多くですね。
 このブログを見てくれた方は、ぜひ何かコメントを頂けたらと思います。人は人と関わって、影響され、新しい自分に更新していくので、お互いが新しい自分に変われたらと思います。
 一期一会をモットーに!人が生きる事は一期一会だとしみじみ思います。今まで出会った人が一人でも欠けていると今の自分は、違う自分になっているんですからね。人との出会いを大切にしていこう。