2010年7月12日月曜日

教えるということの難しさ

 以前書いて消してしまったと思っていた文章が見つかったのでアップしました。

 今、学生さんを指導させてもらってます。
 非常に教えることが難しいです。
 自分が当たり前で普段は口にしないことを言葉にしないといけないので、大変です。

 学生さんは苦戦中です。
 どうやったら今までの考え方から抜け出せるのか。
 もう少し新しい発想ができるのか。
 マニュアル化から抜け出せるのか。
 方法論だけが出てきて、なぜそうなるのか、その方法にはどのような意味があるのかということが置き去りになります。
 臨床での必要な知識は暗記ではないと思います。
 治療に活かすために、意味が大切になってくるのだと思います。
 だから、学校の勉強より、臨床で学んで、本を読むことは楽しい。
 マニュアル化では、その楽しさが産まれません。
 学生さんには臨床の喜びとか楽しさを伝えたいと思うのですが。

 学生さんも苦戦していますが、私自身も苦戦しています。
 後もう少しですが、なんとか学生さんと頑張りたいと思います。

 この実習が少しでもステップアップできるきっかけになって欲しいと思います。

2010年7月2日金曜日

結果がすべて

 ワールドカップで日本代表が善戦し、おとつい、日本へ帰国しているのをニュースで見ました。
 手の平を返したような反応だなあと思います。
 ワールドカップ前までは、負け続きで退陣の話まで出ていたのに、予選突破でこんなにも反応が変わるのかと思う程です。
 ただ、よく考えると、岡田監督は目標には到達できていないのです。
 目標は世界のベスト4です。
 それなのに、あの会見はどうなのか。
 笑顔が多すぎる。
 目標に達せなかったのに堂々とし過ぎていると感じます。
 別に岡田監督を批判しているわけではないのですが、日本人はコロコロ気持ちが変わるものだなと思いました。
 岡田監督自体も、外からの評価には流されないという言葉を言っておきながら、目標に及ばなかったのにも関わらず、笑顔です。

 結果がすべてです。
 気持ちで流されることも悪いことだとは思いませんが、やはり結果なのです。

 患者さんがセラピストに一番求めていることは、結果を残すことです。
 つまり元の身体に治るということです。
 元の生活に戻れるということです。

 私は臨床でも研究でも、結果を残せていません。