2011年9月30日金曜日

新生活のスタート

久々のブログです。
9月いっぱいは、引っ越しの準備などでバタバタし、何もできない状態でした。
やっと引っ越しが落ち着きました。
まだ、ネット環境が整っていないので、慣れない携帯から打っています。
自分で色々と考えることがあり、それも記録として残しておきたいと考えています。
ネット環境が整い次第まとまったことを書きます。

携帯は打ちにくいので、やはりまとまった文章を書きにくいですね。
パソコンから打たしてもらいます。

2011年9月4日日曜日

患者さんと繋がるということ

 おとといに、最後の出勤を終了してきました。
 とうとう10月から新しい職場です。
 これからは有給消化となり、社会人で初めての長期休暇です。
 大学院を修了し、臨床にも本腰を入れ、頭がパンパンになってきていたので、丁度良い休暇のように思います。
 昨日は日本認知神経リハビリテーション学会学術集会に参加してきました。
 一日だけでしたが、非常に有意義な学会でした。
 リハビリテーションで、一番大切なことは、患者さんとセラピストが繋がっていることだと感じました。
 まさに二人三脚、セラピスト側が与えるだけでは治療としては弱いのです。
 セラピストが与えるだけ、患者さんは受け取って行うだけでは治療効果が薄くなってしまう。
 そうではなく、セラピストと患者さんがどのようにして、患者さんの身体を変化させていけるのか、自己の行為を変化させていけるのかを試行錯誤していく必要があるのです。
 これは認知神経リハビリテーションだけでのことではないのです。
 リハビリテーションすべてにおけるように思います。
 患者さんが何に気をつけて、生活をしていくのか、セラピーを受けるのかということは、とても大切です。
 そして、それを患者さんにしてもらうためには、セラピストが患者さんと繋がっていないといけません。
 繋がっているということは、患者さんとセラピストの関係に信頼があるということです。
 最近、患者さんとの関係性が大切なことを再確認することが多い。
 いや、詳細に言えば、感覚が変わってきている。
 今までの私は、非常に丁寧ではなかったし、治療と言う行為に重点を置き過ぎて、その前提条件を置き去りにしていた。
 患者さんとどのような方向性に向かっていくかを話すことはもっとも重要。
 セラピストと言う視点と、一般的にどのように話すのか、つまり患者さんの視点で話すことが重要である。
 今まではセラピスト視点しかなかったように感じる。
 こう言えば、とても簡単なことができてなかったのだと感じるが、気付くのに時間がかかった。
 
 これからの私のフィールドは、そのことが非常に重要になり、長く関わっていくことができるので、より一層そのことを大切にし、患者さんと繋がりを持って、治療を進めていきたいと思う。