2010年2月11日木曜日

個人と集団を見る

 ブログを書くことがだんだんスローペースになっています。
 おとついは、やっとプレ実験を開始。
 プレ中のプレですが。
 データをとっている時に考え過ぎている。
 結果は結果として受け取らないといけない。
 一つずつのデータを見ることは大切だが、全体としてのデータも考えないといけない。
 一つ一つに一喜一憂してはいけない。
 集団、全体を見ることと個人を見ることを分けないといけない。
 私の研究の本実験は理由があり、まだ先になりそうです。
 早く取りかかりたいが、準備が大切。

 昨日は臨床。
 最近、足部の患者さんをよく診させてもらうが、共通点を見つけることができたような気がする。
 足の中(前足部~後足部)で関係性の構築に困難がある。
 私たちが当たり前に感じることが、分からないことが多い。
 非常に不思議な感覚で、患者さんたちは歩いているようで、矛盾した運動、知覚で行為が行われている。
 今まで、そうは思っていたが、まさかこんなことまで、知覚できないのかとびっくりしました。
 細かく見ていくこと、言語の使用の仕方で、こんなに違うのかと感じました。
 個人を見ている間に、集団として、共通点に気付かされました。
 最初は、その患者さんだけだと思っていましたが、どうやら足部の骨折の人は多かれ少なかれ、その要素を持っているようです。
 個人から集団へ、集団から個人へ展開していくことが重要な気がします。
 
 研究も臨床もその点では同じではないかと思う。
 個別のケースばかり見ていても見えないこともあるし、集団ばかり見ていても見えないことがある。
 視点を使い分けることが大切であるし、それを自分が意図できているかが大切だと思う。

1 件のコメント:

療法士.com編集部 さんのコメント...

Danielさん

はじめまして。
理学療法士・作業療法士のサイト 療法士.com編集部の杉山です。
突然のご連絡失礼いたします。

ある理学療法士の一期一会を
療法士.comというサイトのブログコーナー(http://ryouhousi.com/modules/ublog/)
にて、ご紹介させていただきたいのですが、
ご了承いただけるかどうか
下記のメールアドレスまで
ご連絡いただけませんでしょうか?

療法士.com編集部
info@ryouhousi.com