2010年7月12日月曜日

教えるということの難しさ

 以前書いて消してしまったと思っていた文章が見つかったのでアップしました。

 今、学生さんを指導させてもらってます。
 非常に教えることが難しいです。
 自分が当たり前で普段は口にしないことを言葉にしないといけないので、大変です。

 学生さんは苦戦中です。
 どうやったら今までの考え方から抜け出せるのか。
 もう少し新しい発想ができるのか。
 マニュアル化から抜け出せるのか。
 方法論だけが出てきて、なぜそうなるのか、その方法にはどのような意味があるのかということが置き去りになります。
 臨床での必要な知識は暗記ではないと思います。
 治療に活かすために、意味が大切になってくるのだと思います。
 だから、学校の勉強より、臨床で学んで、本を読むことは楽しい。
 マニュアル化では、その楽しさが産まれません。
 学生さんには臨床の喜びとか楽しさを伝えたいと思うのですが。

 学生さんも苦戦していますが、私自身も苦戦しています。
 後もう少しですが、なんとか学生さんと頑張りたいと思います。

 この実習が少しでもステップアップできるきっかけになって欲しいと思います。

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