2008年12月8日月曜日

道を開かないと

 昨日も学会でした。メインはシンポジウム。興味深い内容で、ずっと聞いていたかった。凄く白熱して各先生方のセラピストとしての熱さが伝わってきた。
 自分で進んでいく必要がある。一生をかけて治療していかないといけない。人生を治療にかける。大変な事だが、それをしないと回復できない。私は一生をかけられるだろうか。かけないといけないだろう。プレッシャーだ。そして私達の世代が片麻痺の回復に近づけるとある先生が言っておられた。心をつかまれ、揺すぶられる。「良くなる」という言葉が出てきていたが、何を指標にするかが重要だと思う。ADLで良いのか、それとも機能の回復で良いのか、患者さんの満足で良いのか。人によって考え方は違うが、私は機能を回復することが指標になるべきだと思う。治療するのだからそうなのでは?もちろんADLも見ていかないといけない。ただ、機能が回復すれば、ADLはできるはずであるし、患者さんは満足するだろう。だから一番に考える必要があるのは機能ではないかな。
 私達はサラリーマンになってはいけないと思う。給料が確保しているから安心して治療が出来るが、自分の治療が良くなければ、自分は生きていけないほど追い詰められる必要があるのではないか。何か甘えているのではないか。それぐらい死に物狂いでやらないといけないのか。
 何か自己嫌悪である。できるのかできないのか。はっきりしない自分がいる。

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