2009年8月1日土曜日

自分を見つめ直す、そして再考

 前期試験が終了し、夏休みに突入です。
 この夏休みが、遅れを取り戻すチャンスです。
 他の院生達は着々と進んでいる感じがします。
 この1カ月で追いつけるかは分かりませんが、できることをしようと思います。
 それに臨床もやや力が抜けている感があります。
 もう一度自分を立て直そう。
 この一年が自分を大きく変える予感がします。
 別れ道なのかも、良い方向へ最善の努力をしよう。

 今日は、久しぶりにゆっくり、近くで花火大会があったようで、ベランダからずっと眺めてぼぉーとしていました。
 花火って視覚的にも綺麗だけど、音が凄い気持ち良いなあと思いながら、夏を感じ、気力回復です。

 臨床では新人さんが奮闘中で、少しでも手助けできれば。
 自分の概念にとらわれていると、狭い世界でしか、患者さんを診られない。
 診方を変えれば、治療の方法も見つかる。
 治療が広がる。
 純粋に理学療法士としてではなく、一セラピストとして関わってほしい。
 理学療法士として、運動を改善していくことはもちろんだけど、運動の裏に隠されている知覚を感じ取って欲しい。
 現象がなぜ起こるのか、本当にそれは阻害因子なのか、よく考え、よく学んでほしい。
 患者さんをどうにか治したいという気持ちが最大の原動力だと思う。
 彼女が、その患者さんの治療のこと話している時の笑顔が印象的だった。
 自分のもやもやが少しずつ解消されてきている。
 患者さんが良くなりそうな手ごたえを感じている笑顔だった。ように私は感じる。
 ある一定の知識で概念化してしまってしまうと、他の概念でものが見えなくなってしまう。
 純粋に現象をとらえ、現在言われていることを文献や本によって見直すことが必要だ。
 自分の枠を超える必要がある。
 それには、物事を概念化せず、見たまま、感じたまま、インスピレーションを大切にすることだ。
 そこにサイエンスを加える。
 その裏付けはきっとあるはず。
 見つけるまで、探さないといけない。
 こんなに多くの研究がされているのだからそれを探索し、生かす必要がある。
 世界は自分が思っているより広い。
 それはどんでもなく広く、深い。

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