2010年1月6日水曜日

イメージを共有する

 今日は仕事は休み。
 でも研究の道具の作成を依頼するため朝早くから起きる。
 緊張しつつ、ネットで調べていた会社へ電話する。
 対応が早く、今日来ても良いということだった。
 個人で経営されていて、自宅の2階が事務所になっており、探しても見つからない。
 なんとか電話で、場所が分かって、さっそくどのような機械が必要か説明する。
 
 話し合いの際に、設計する時はお互いのイメージの共有が必要だと何度も言われていた。
 同じ動かすということでも、人によってイメージすることが違う。
 実際かなりのイメージのずれがあった。
 同じ言葉を話していても受注者と、全く違うことがあるという経験があるのだと言われていた。
 リハビリテーションでも同じだと感じた。
 同じやわらかいという言葉であっても、人によって意味が違う。痛みもそうである。
 共通の認識を作る必要がある。
 セラピストと患者さんの関係に近いかもしれない。
 しかし、イメージという言葉が頻繁に使用されていて、なんか分からないが嬉しかった。
 
 研究のために、違う職業の方と話す機会を持てたが、非常に勉強になったと思う。
 自分のイメージを伝えることは難しい。
 そこにはスケッチであったり、写真であったりするものが媒介となる。
 もちろん言葉もである。
 リハビリテーションも同じであると思う。
 身体が媒介となり、言語で修飾していくことで、セラピストと患者さんが共有することができるようになり、運動を教えていくことができるのではないかと思った。

 モノを作る立場の人と話すと自分のデザインがいかに曖昧か思い知らされる。
 寸法のことを聞かれても全く答えられなかった。
 何cmとか何mmが重要になってくる。
 少し、実験方法を見直す必要がある。
 もう少し詳細に考えようと思う。

 先は長い。
 しかし、少しは見えてきた。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今日danielさんのブログを知り、一通り拝見させていただきました。
理学療法士の世界のみならず人生において大切なことを気づかせてくれます。

高木 泰宏 さんのコメント...

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。
リハビリテーション自体が、人生の一部なので、そのように感じられるのかもしれませんね。
またブログ読んで下さい。