2009年9月1日火曜日

痛み

 もう9月だ。
 8月あっという間だった。
 何か追われている8月だった。
 臨床に追われていた。
 患者さんの痛みって難しい。
 痛みは、客観的なものだけではなく、情動や経験など複雑であり、主観の評価も非常に必要であることが、痛みを難しくしていると思う。
 神経因性疼痛、末梢神経損傷での疼痛、痺れ。
 非常に厄介です。
 目には見えてこない。
 でもよく目をこらすと、運動として生じていることがある。
 足底の接触時に痛みが生じる人は、足部の緊張が高い。
 前足部である人は、足指伸展の緊張が高い。
 見逃さない事が大切なのだと思う。
 でも外部観察でも見つけられないことがある。
 その時は、患者さんの内的に起きていることを聞かないといけない。
 痛みを客観、数字だけで見てはいけないと思う。
 人により感じ方が変わるし、容易に変化することもある。

 なんとなくちらちら日本の文献を読んでいるとポイントはイメージによるトップダウンの制御なのかなと感じた。
 痛みは非常に辛い。
 患者さんの話を聞いていると、夜も寝られない人もいる。
 なんとかしたいと思う。

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