2009年6月27日土曜日

何のために勉強するのか

 やっと今日、ネットが繋がりました。
 引っ越しって、移ってからがけっこう大変です。
 
 新しい住まいは、ぼちぼち快適です。
 まわりは静かで、けっこう田舎ですが、少し出れば、買い物はできるので、良い環境です。
 若干、病院へは遠くなりましたが、それは良しとします。

 昨日は忙しい中、勉強会へ参加。
 症例を通して、クリニカルリーズンを元にどのようにして診ていけば良いかというものでした。
 私があまり得意でない呼吸の勉強会のため、分からないことも多かったですが、なんとく思考の流れというものが分かりました。
 見逃していることやもっとなんとかできる患者さんがいるのではないかと思いました。
 
 勉強ということは何のためにするか改めて考えさせられます。
 最近は、興味がある分野を勉強していく。
 その他は、勉強をあまりしないという傾向が多いのかなと感じます。
 なぜ勉強をするのかは、自分が担当している患者さんを良くしたいからということが根本にないといけないと思う。
 やれ、脳に興味があるとか、呼吸に興味があるとか、整形に興味があるとか、セラピストがどのような分野に興味があることは患者さんからしてみると関係ない。
 確かに医学的に興味があることは良いとは思うのだけれども、患者さんにとってはいちセラピストなのである。
 自分が、障害を負った時、興味がないから勉強せずに治療するセラピストにあたりたいとは思わない。
 
 前にもブログに書いたと思いますが、同じことを
 
 「セラピストからは患者さんは多くの一人であるが、患者さんにとっては唯一のセラピストである。」

 この言葉は非常に心にしみこみます。

 だから、セラピストはジェネラリストでなければならない。
 それと同時にスペシャリストでないといけない。
 病院によって形態が違うが、総合病院などではそれが求められるだろう。
 また、高齢者が多い現在ではどの病院、施設でもそうではないだろうか。
 
 私たちは人である前にセラピストでないといけないと思う。
 ただ、セラピストも人である。

 難しいなあ。私はそうなっていけるのか凄く心配です。
 
 ただ、自分の目の前にいる患者さんを良くするため、治したいと思うから勉強すること、これは肝に銘じておかないといけない。

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