2009年3月11日水曜日

学生さんからもらったもの

 学生さんが先週の金曜日に終了。お疲れ様でした。客観的に見ても、よー頑張ったと思います。ほとんど寝てないらしい。家でも病院でも。家で2時間ぐらい、臨床で眠たくてウトウトする姿も見ない。凄過ぎる。私も見習わないといけない。学生さんにはひたむきさをもらった。臨床では学ぶ事に貪欲でないといけないと思った。学んだものは患者さん達に還元できる。もう一度初心に帰らせてもらった。
 私が実習生の時はよく寝たような気がする。レポートもそこそこに臨床で気が張ってヘトヘトになり、夜は起きていられなかったような。学生の時を思い出すと色々なバイザーの先生方にお世話になった。その中でも自分の中で勝手に思っているのだが、師匠が何人かいる。今の自分を形成しているほとんどの部分になっていると思う。あの出会いがなければ、今の自分はいない。違う自分になっていたと思う。そう考えるとすべての出会いが今の自分をつくっていると思う。患者さんもバイザー、先輩、同僚、後輩もすべてだと思う。
 今回の学生さんにとってその中の一人になれたかどうか。彼にも色々な出会いがあるだろうし、それを彼自身が選択していくと思う。そして良いセラピストになってもらえれば、良い間と思う。臨床の中にも教育がある。それは最終的には患者さんが良くなるための一つの手段だと思う。間接的に患者さんを治療する事になる。学生さんを通して、考えを伝える事で間接的に。その一部になれれば良い。臨床の中でも教育、研究はあり、それは1つでも欠ければ、良い臨床を行えないと思う。すべてが治療に繋がる。すべてが患者さんのためにできれば。なかなかうまくいかない。
 人に教えていく、伝えていくという事は難しい。

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