2009年5月23日土曜日

運動イメージの認知度

 今日は、学会のプレ発表を職場で行った。
 色々と意見が聞け、参考になった。
 思っているよりイメージというものが知られていないことを知った。
 運動イメージというのはスポーツでのイメージトレーニングが、一番に思い浮かぶみたいです。
 私は、スポーツでのイメージトレーニングがどのように用いられているかははっきり分からないが、
みんなの中には、なにかイメージがあるみたいです。聞いてみたら良かったと思います。

 イメージは1人称と3人称があることもいまいち知られていない。
 1人称は運動イメージで3人称は視覚イメージです。
 運動に関する領域が働くには1人称のイメージが必要となる。
 ただ、考えるだけで、末梢にそんなに影響するのか?と思うが、
運動イメージは運動のプランニングと賦活の程度は異なるが、同じ領域が働くと言われているため、
運動を組み立てることに影響することは必然と考えられる。
 しかし、簡単にイメージというが、なかなか難しい。
 すぐにイメージしてできるものではない。
 特に言語のみで行っていく際には非常に難しいと思う。
 考えているよりイメージは複雑である。
 臨床で応用する場合、気をつけないといけない。
 常に視覚イメージになっていないのか、
こちらの意図するイメージができているか、
モニタリングしなければならない。
 難しいのである。
 健側でもイメージを作っていく際には、時間がかかる。

 賛否両論あったものの、興味を持ってもらえ、質問も多かった。
 しっかりと解答できなかったものもあるので、
学会までには文献を読みなおさないといけない。
 
 論理的に話が組み立てられるように心掛けないといけないなあと感じた。
 いつも自分が知っている知識はみんながある程度知っていると思って話している。
 悪い癖だと思う。
 しっかりと相手の意見を聞き、どこまで分かっているのか読みとらないといけない。
 人に伝えることが上手できるようになりたい。

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